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September 02, 2011

追憶の紙焼き

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2日(金)
 今日は事務所へいかず、半分夏休み的にすごす。
 朝、メイの散歩。
 じっくり時間をかけて半身浴。
 つづけて、じっくり野口体操。
 M・チクセントミハイの『フロー 喜びの現象学』を読む。
 わるい本ではないけれど、よくこれだけのネタで、こんなに長い文章がかけるな、という印象も。

 ときどきメールチェックをして事務所へ指示出しをしつつ

 片岡義男さんの最新短編集『木曜日を左に曲がる』をよむ。
 至福。
 ふたつめのタイトルが『追憶の紙焼き』というので、僕にとっての追憶の紙焼きを引っ張り出して、片岡さんの本に重ねて写真を撮った。

 写っているのはおそらく小学校低学年のころの娘。だから、13年くらい前かなあ。
 ちゃんと写真を学ぶことに決めて、写真表現中村教室、というところに入って、毎週、写真を撮っては暇を見つけて、教室の暗室で印画紙にプリント(紙焼き)をし、土曜日の夕刻、先生と同じクラスの仲間から批評を受けた。

 当時はまだデジタル・カメラは、フィルムカメラに太刀打ちできなかった。
 この写真は、写真を学び始めて、ごく初期に、ライカのCLで撮った。
 先生からは、一眼レフを勧められていて、それはもちろん「撮ってと被写体がささやく」OM-1 を使うことにしたのだが、田中長徳さんとか、赤瀬川原平さんとか、アラーキーとかが、ライカを絶賛しているので、ほしくて、でもM3なんぞは使いこなせる自信がなく、まだ、露出計が機能しているCLを探して買った。とても、とても愛らしいカメラだった。けど、まもなく露出計がこわれて、手放してしまった。

 この作品は、中村教室の全クラス合同の合評会の合宿にも提出し、多くの先生方からほめてもらい、その後、しばらく、娘を多く被写体にしていた。ご多分にもれず、思春期になると、被写体になることをいやがりだし、高校以後の写真はとても少なくなってしまったな。

 娘は、もう成人して、今年の夏休みにはNYCに、ひとりで学びにいっている。
 来春からは、海外で働き始めることが決まった。

 片岡さんの作品では、20年前なら「追憶」といっていいだろう、とのことだが、僕にとっては13年前の子どもたちとの生活は、十分に「追憶」といっていい。

 お昼ご飯のあと、妻と二人で、壊れてしまった寝室のエアコンをネットで選ぶ。
 最安値のものを注文して、明日には工事にきてくれるという。
 おそるべし、yodobashi.com。

 メイをお医者さんに連れて行き、心臓の定期検査。よい方向だという。
 健康保険がきかないので、高い。。。


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Comments

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Posted by: free music downloads | February 26, 2015 at 02:53 PM

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Posted by: mujeres bonita de guatemala | April 08, 2015 at 08:50 PM

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