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August 28, 2013

放送大学学歌

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先週末の富賀岡八幡宮(永井荷風のエッセイに出てくる「もと八幡」)の本祭りにて
母子共に回復めざましい。

今日、放送大学に入学を申し込んだ。
このところ、車で移動するときは、常に放送大学を聴いている。
どの科目を聴いても、若いときはわからなかったであろうことが、体に染みいってくるようで
まじめにLiberal Artsを勉強し直したくなったわけです。

その気分が、学歌の歌詞にみごとに表現されている。
なんど読み返しても、じんとしてしまう。

作詩:那珂太郎
作曲:柴田南雄

あまたの星々のなかの この地球にあって
われらはまなぶ 世界を 自分を
われら どこから来て どこにゐるのか
生きるとはまなぶこと まなぶのはたのしみ
知は光 みどりの未来を展(ひらく)ため
いつでも どこでも
見えない友と 共に生き 共にまなぶ
開かれた大学 放送大学

はるかな永劫のなかの この時代にあって
われらは知らう 社会を 自然を
われら どこから来て どこへ行くのか
生きるとは知ること 知ることはよろこび
知は力 よりよい生(いのち)を拓(ひら)くため
朝(あした)に 夕(ゆうべ)に
親しい友と 語り合ひ 共にまなぶ
開かれた大学 放送大学

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August 25, 2013

右傾化

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August 16, 2013

花火と「夏の会」


14日に行われた「岐阜県最大級」の花火の最後のセッションです。

”暑いですね。明日の夏の会は、トヨコ、美晴、良二君せっちゃん、まゆみ、洋子、香織、悦子、コンケン、イナサ、勝野君、中島家2人の出席です。ちーさは来れたらということです。では、明日、9時『なわのれん』にて会いましょう”

僕の故郷は、岐阜県恵那市明智町という。
人口6000人くらいの(育ったころは8000人はいた)町だ。
8つの山に囲まれ、標高300メートルのせまい盆地に小さな商店街があり、まわりに農地や陶器・セラミックの工場がある。

僕は、中学卒業までその地ですごし、高校からはひとりで名古屋市へ出た。
それから、はや40年近く。

ありがたいことに、小中学校時代の友人たちとの交流は、いまも続いている。僕にとっては、原点にかえる日だ。
毎年行われる花火大会の日に、花火が終わったら集まる。もう一度は、お正月の2日。
いまだに、小学校時代からのあだ名で呼び合い、近況をかたり、何度も繰り返したかもしれない思い出話に笑い転げる。

地元に暮らす中島夫妻が、お店を予約してくれて、なんとなく連絡先がわかる先に声をかけて、集まれる者だけが集まる、というゆるい会だけど、だからこそ長続きしているのかもしれない。中島夫妻、ありがとう!

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August 13, 2013

OlivettiのValentine

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 あるところで見つけた機械式タイプライター。
 長兄が、外語大学に進学して帰省してきたときに持参していて、あこがれた記憶があるのだが、ひょっとしたら、あれは国産のブラザーだったかもしれない。

 これは、イタリアのOlivettiのValentine。
 この造型。この色彩。キーを押すと、弧を描いてタイプが紙に到達し、印字する感触。
 すべてが美しく、愛おしい。
 
 いつしか、すべてがコンピュータに取って代わられ、Olivetti社は倒産。
 買収されてシステムソリューションを主たる事業とする会社になっているという。

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August 09, 2013

日本で2回目の受診

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帰国後、2回目のメイの散歩

弥生のその後です。
毎日、1つづつ、できることが増えている感じです。
無理せず、すこしづつ。

昨日は、墨東病院で、帰国後、2回目の受診をしました。
経過としては、非常にいい感じ、とのこと。

花川先生にいくつも質問をしました。
・車の運転はいつからしてよいですか
・歯の治療は再開してよいですか
・ジムやプールで運動すること
・いまは、シャワーだけにしているが、入浴してよいか
・美容院へ行ってよいか
・唄のおけいこ(アリア コーラス)の再開
・10月に予定していた国内旅行はいけるか
・お酒飲んでいいか(笑

回答
・車の運転はいつからしてよいですか
 手術後、半年くらいで、カテーテルをいれて脳の血管の画像をみる。
 その時までは、控えた方がよい。

・歯の治療は再開してよいですか
 歯医者さんに血液さらさら剤をつかっていることを話した上ならよい。

・ジムやプールで運動すること
 徐々に緩やかな運動をするのはよい。

・いまは、シャワーだけにしているが、入浴してよいか
 よい。

・美容院へ行ってよいか
 カットはよいが、ヘアダイやパーマはやめておいたほうがよい。
 検査や手術で被曝しているので、その影響がきえるまで。

・唄のおけいこ(アリア コーラス)の再開
 あまり息まないならよい。

・10月に予定していた国内旅行
 そのときの体調で。

・お酒飲んでいいか(笑
 血液さらさら剤の強い方が終わるまでは、避けたほうがよい。
 お酒にはさらに血流を促進する効果があるため。

 てな感じです。

 なんにつけても、術後、半年経過後くらいにする、カテーテル検査がひとつの節目になる、ということのようでした。その際、動脈瘤が再発していないか、あるいは、挿入したステントに起因する血栓などについて目視で確認し、問題なければ、一応い安心。それと前後して、血液さらさら剤は、アスピリンだけにしていくということのようです。

 気長にやっていきます。


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August 04, 2013

清浄と静寂

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 妻の発病からロンドンに長く滞在したこともあって、すっかりご無沙汰になっていた「みさきの家」へ昨晩からやってきた。妻は、まだ移動とつよい日射しに自信が持てないということで、義妹に任せて、今回は、僕だけで。

 野口体操のクラスのあと、まっすぐに向かったのだが、途中、一松海岸で花火大会をしていて、かなりの渋滞。着いたのは20時半になっていた。ワインを飲みながら、Bluesの教則ビデオなど眺めて、谷川俊太郎さんの詩をよみながら就寝。

 前回までの滞在では、庭に二羽、ニワトリがやってきて夜明けに鳴きまくっていたのだが、今回は、いない。さびしい。この暑さにやられてしまったのか、と心配になる。どこかで、元気にしてくれているといいのだが。

 海まで散歩すると30年前に、湘南から越してきたという方から話しかけられる。
 今年は、ウミガメの産卵が少ないですね、などという話をした後、海岸の汚れのはなしに。

「俺は、サーフィンやるから、よく海辺へいくんだけど、自分が出したゴミ以外もぜんぶ拾ってかえるようにしてる。若い連中にも、いってきかせるんだけど、わかんないんだね、あいつらは。因果律、ってものがわかってないよな。自分がしたことは、自分に返ってくるってことがさ。学校で、くだらないことばっかり教えてないで、そういうことを教えればいいんだよ。」

 つい最近、内田樹先生の『修行論』を読んだが、そのなかの「現代における信仰と修行」にも同じことが書いてあった。あるキリスト教団体で講演をした後、若者にキリスト教の実践として何を教えればよいか、と尋ねられた。内田先生の答えは「チャペルの掃除をさせたらどうですか。」というものだった。

 信仰や修行に必要な環境は「清浄」と「静寂」である。汚れた床に裸足で立てば、体は、汚れた床と身体との接触面を少なくしようとして体の動きを不自然にする。体のセンサーは、汚れや騒音にどうしても反応してしまうから、本質的な動きや思考に集中することを妨げる。そういうことなんですね。だから、ちゃんとものを考えようとしたら、いい仕事をしようとしたら、自分の体と環境を清浄にして、整理整頓を怠らず、静寂を保つということが大事。でも、これが、なかなかわからないんですね、若い人には。いや、若い人に限らないか。わかっていても、実行しないのか。

 帰ってきてから、家の外周や庭のクモの巣取り。
 すっかり汗をかいて、体と衣服のお洗濯。

 スイッチを押せば、乾燥まで一気にできてしまう洗濯機だが、よい天気だからお日様の下に干すこととする。むかし、片岡義男さんの小説の中で、主人公の女性が、いちど乾燥機にかけた洗濯物を、青空が広がった午後に、ぜんぶ洗い直して太陽の下に干す、という場面があった。

 太陽の下で、風に揺れる洗濯物には、確かに「幸せは白いTシャツ」という言葉がふさわしい。

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August 01, 2013

放送大学で教えられた個人の尊厳

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ロンドンの公園(ほんのひとつ)

 今日は、夕方から、小朝の落語を聞いて、隅田川をわたって、いきつけの「井のなか」へ。
 Hさん、奥さんの眞理子さん、Mさんと一緒。

 その際、話したことのひとつです。

 最近、車で移動することが多くて、その間は、ずっと放送大学を聞いている。
 これがすばらしい。

 ごく一例を述べると、一昨日きいた「看護」に関する講義では、排泄に関わる看護がテーマだった。
 講師の方は、以下のような話をされた。

 「ぜひ、みなさん、大人用のおむつを買ってきて、着用してみてください。
  そして、実際に排泄してみてください。
  そして、尿と便をそのままにして、20分間じっとしていてください。
  どうしてもおむつでは排泄できない、という人は、200ccくらいの温湯をおむつに流してもいいです。20分間、自分がどう感じるか、それを実感してみてください。」

 患者さんのケアをする際に、人としての尊厳を守るとういことを、そういう実践を通じて考えて欲しいと、その准教授の方は、話を続けていたい。

 私は、司法修習生の時にも、弁護士になってからも、このような実践的な教えを受けたことがない。

 市民の目線でみよ。
 依頼者の立場に立って考えよ。
 基本的人権の擁護と個人の尊厳を守るのが、弁護士の使命だ。

 そんな抽象論に、いつも反発してきた。
 私たちに必要なのは、抽象的な理念ではなく、具体的な行動準則だ。
 そう考えて、考え、実践することを考えてきた。

 僕がつねづね、拳々服膺していることの具体的内容を、車中のラジオで改めて教えられた。

 帰ってくると、妻から「今日はメイの散歩にいった」とのことば。
 着実に恢復しているようだ。

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