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April 16, 2015

44年ぶりの入院顛末(1)



4月10日 朝
なんとなく、胃のあたり違和感があり、遠くの方で痛みも感じる。
午前中の用事ははずせないのであるが、午後は、わがままをいわせてもらえば調整できる予定であったので延期させてもらうこととし、早めに家に帰って横になっていた。

しかし、眠ることもできずお腹の違和感は増すばかり。みぞおちのあたりに石を呑んだような心持ちがして、その石がだんだん大きく重くなる気がする。そうこうするうちに、痛みの輪郭がはっきりとしてきて、どんどん強くなってくる。あれよあれよという間に、いままで経験したことのない激痛となり、意識もかすんできた。家にはメイしかおらず、到底自力では病院までいける自信がない。自分で119番する。
次いで妻に電話する。この時は、すでに会話も十分にできないような状態で心配をかけた。かろうじて、メイをケージに入れることと、事務所に最低限の指示だけはして、救急隊の到着をまつうち、妻と救急隊、そして娘が相次いで現れた。

救急隊員の方の質問に答えているうちに嘔吐感が生じ、嘔吐。食物残滓はなく、透明な液体のみ。
みぞおちのあたりの痛みということで念のため心電図を取る。異常なし。

いきつけの病院はありますか、といわれるが、救急医療や入院に対応しているところはないで、ない、と答える。

希望の病院といえば、妻の両親がお世話になっている墨東病院だが、救急隊員の方が「あそこは救命の必要がないと返されちゃんですよね」ということで、結局、自宅からほどちかい、深川T病院へ搬送される。折しも雨。救急車に乗る際、冷たい水滴が顔に、手のひらにあたる。

問診、触診、血液検査、CT、途中でまた激しい嘔吐。

「結論からいうと、それほど心配はない。」

それがT院長の第一声であった。
血液検査の結果、白血球の増加はない。
原因は現時点ではなんともいえないが診断名としては「急性胃腸炎」ということになる。
脱水症状が心配なので「魔法の点滴」を4本くらい打つことを勧める。
そうすれば、明日の夕方にはよくなるのではないか。
なんなら、自宅へ帰って様子をみてもよい。どうしますか。

病院嫌いの自分ではあるが、自宅で一夜を過ごせる自信はなかった。
入院をお願いして、急なため3人部屋の真ん中のベッドに通される。
両脇の方は、もはや会話もできないお年寄りで、ひとりの方は胃瘻も施しておられ、ベッドの両脇から、そして室外から苦しげなうめき声、叫び声が一晩中聞こえた。
ずっと点滴をつけて横になっている。
嘔吐する、楽になりまどろみかけるとまた嘔吐の繰り返しで、ゆっくり眠れる時間はほとんどなし。下痢はまったくない。

翌11日(土)、二人部屋へ移動。事実上の個室。
相変わらず、嘔吐を繰り返す。
黄色い胃液ばかりだったが、夕刻、茶色く変わる。看護師さんの話では、胆汁が混じっているのでは、とのこと。
回診があって、まだ症状が治まらないなら、月曜日に胃カメラ撮ってみようか、といわれる。
実は、10日ほど前に人間ドックにかかって撮っていたし、現在の体力・気力では検査のメリットよりダメージが大きい気がしたが、それをドクターにいう気力がない。

13日(日)
この日の午前で嘔吐がほぼ収まった。
しかし、まったく食欲なし。
無理してもお粥3さじも食べられず。
水も受け付けず。

14日(月)
依然として脱力感、集中力の欠如あり。
事務所からのメールのうち報告メールと、判断の必要なメールを選別することも負担でならない。
報告だけのメールはすべて省略してくれるように、ふだん、判断を求められているケースもアソシエイツの判断でなるべく進めるようにお願いする。
ドクターは全がゆOKとのことだったが、食べられないので3部がゆにしていただく。
少しづつだが体力も集中力も戻ってきた感じがする。
しかし、まだ本をよむ元気もない。

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Comments

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